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2024/10/25 02:03


サンスベリアって日本でどうやって広まったの?

皆さんは「サンスベリア」という植物をご存知ですか?観葉植物好きの方にはお馴染みかもしれませんが、実はこのサンスベリア、日本の園芸業界で長い歴史を持っているんです。今回は、その魅力や流行の背景についてお話ししたいと思います!

1. 戦後の家庭に広がったサンスベリア(1950〜60年代)

サンスベリアが日本で注目され始めたのは、戦後の高度経済成長期。戦後の復興が進む中で、都市部ではマンションなどの住宅が増え、室内で楽しめる観葉植物が人気を集めるようになりました。乾燥に強く、初心者でも育てやすいサンスベリアは、その波に乗って多くの家庭に取り入れられるようになったんですね。

2. インテリアブームとサンスベリア(1980〜90年代)

1980年代に入ると、インテリア雑誌が取り上げる植物として再びサンスベリアが登場します。この頃になると、「空気をきれいにする植物」としての効果も話題に。NASAの研究でサンスベリアの空気清浄効果が証明されたことも、この人気に拍車をかけました。おしゃれなリビングやオフィスにぴったりな観葉植物として、多くの人が取り入れるようになったのです。

3. エコ志向とサンスベリアの人気(2000年代〜)

2000年代に入ると、エコやサステナビリティへの関心が高まりましたよね。そんな中、「お手入れが簡単で、空気もきれいにしてくれる」というサンスベリアの存在感はますます強くなります。特に、小さなスペースでも育てられる手軽さが、多忙な現代人にピッタリだったのではないでしょうか。私も一人暮らしを始めた時に、最初に迎え入れた植物がサンスベリアでした!

4. コレクターも夢中!多様な品種の魅力

最近では、サンスベリアにも様々な品種が出回るようになり、園芸好きのコレクターさんたちの間でも注目される存在になっています。珍しい模様や色を持つサンスベリアは、まるでアート作品のよう!私もついつい新しい品種を見かけると「次はこれを育ててみたい!」なんて思っちゃいます。

いかがでしたか?サンスベリアがこれほど長い歴史を持ちながら、時代に合わせて進化してきたこと、驚きですよね。手軽に育てられるうえに、インテリアとしても映えるサンスベリア。これからもきっと、私たちの生活に彩りを与えてくれることでしょう。